通勤やショッピングで簡単に始められるヒップアップの方法

 最近、パンツを履いているとお尻の位置が下がってきた、太ももとヒップの境目がないなどお悩みの方、ヒップアップのためのジムやハードなエクササイズは続かなくてお悩みの方、そのまま放っておいても重力でヒップは下がるばかりです。そんな方のために、通学やショッピングでヒップアップの効果を上げる方法をお伝えします。

1、坂道・階段を積極的に使う

 平地を歩くよりも坂道・階段を使うだけで、ヒップアップに必要な太ももの裏側、お尻、上半身と下半身をつなぐ大腰筋の筋肉が鍛えられます。カロリー消費は平地の2倍で効率よく、エネルギーが燃焼できます。傾斜によっては平地の約2倍~6倍以上のエネルギー消費量です。
 エスカレーター、エレベーターを階段に変える、エスカレーターに乗っても、乗ったままま止まっているのではなく動く、坂道のある道を選ぶなど、日常生活に取り入れて、誰でも簡単に始めることが可能です。

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2、自分の体調や体力に合わせて行うことができるのがメリット

 平地の歩行から坂道・階段に変えるというのは、改めて時間をとったり、お金をかけることなく始められますので、とても手軽です。
 また、少しずつ、無理なく取り入れることができるのもメリットです。例えば、10階までエレベーターを使っていた方でしたら、最初は1~2階まで階段を使う、そして徐々に増やしていく、という感じです。坂道も緩やかなところから始めるなど。
 全てを徹底的にやろうとすると、今日はいいや、明日頑張ろう、まとめてやろうなどと、続けるという一番重要な要素が抜けてしまいます。少しずつの積み重ねが、自分の体をヒップを作り上げていくのです。精神的にも、何もしなかったよりは、少しでも行うことにより、やったという成果にフォーカスされますので、続けやすくなります。

 

3、坂道・階段の歩き方

【基本】


・歩幅は狭くして下さい。

・膝を曲げて足は少し高めに上げるように意識して下さい。
・必ず、かかとから着地して下さい。(地面に対して足裏が40度くらい)
・上体はまっすぐにしたままです。


【上り】


・上体をまっすぐにしたまま、重心を前に置きます。
・かかとから着地して、後ろ足(親指)に力を入れて地面を蹴りながら、前足に体重移動します。
・地面を蹴り上げた時の力で前足の膝を伸ばして、次の1歩を踏み出します。
 体を持ち上げるようにするとよいです。

【下り】

・上体をまっすぐにしたまま、重心はをやや後ろに置きます。
・後ろ側の膝を十分に曲げながら、もう一方の足を前へ伸ばして体重を後ろ足に残したまま着地します。
・かかとから傾斜に沿って足裏全体で着地します。(足が滑らないようにして下さい)
・膝と足首の関節を柔らかく、足のクッション使うのがポイントです。
・上体を傾けすぎないようして下さい。


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まとめ

坂道、階段を日常生活に積極的に取り入れることにより、ヒップアップできます。自分の体調や体力に応じて、手軽に始めることができますので、少しずつでも、無理なく続けられます。坂道・階段を歩くことは、心臓の負担、膝の負担なども大きくなりますので、決して無理せず行って下さい。