運動が苦手な人でも寝ながらできるヒップアップ方法

ヒップアップというと、やるのが億劫なエクササイズで続かない、筋トレはハード、運動が苦手だから無理と思うような実際のエクササイズやイメージが多い部位のです。今回は、寝た状態で筋力がなくてもできるヒップアップ方法をお伝えします。

1、骨盤が歪むとヒップは大きく、垂れ下がる

 いきなり筋力をつけようとしても、普段運動しない人は、始めるのも億劫、少し続けても大きな変化が表れるまで時間もかかります。また筋肉をつけるだけでは限界もあります。
 では何をしたらよいのか。一日短時間で簡単にできることが、結果を出す近道となります。ついて欲しくないところに脂肪がついてしまう原因として、骨盤の歪みがあります。正しい位置に戻すことができれば、太りにくく、痩せやすく、ついて欲しくないところに脂肪がつくこともなくなります。つまり、ヒップも小さく、キュッとあがります。

 

2、寝ながらヒップアップを行う際の注意点

・ベッドや布団の上のようなクッション性があるものの上では、体が沈んで効果が出ないので、
 床の上、ヨガマットなど固いものの上で行いましょう。

・痛みがある時、妊娠中、産後一か月以内は避けましょう。

・いつ行っても構いませんが、入浴後の体がほぐれている時、リラックスしている時に行いましょう。

・1日1回5分を目安に行いましょう。日常生活のあらゆる行為で歪んだ骨盤を毎日リセットしていくと、
 正しい位置を体が覚えていきます。ですから、まとめて行うよりも1日1回でも行う方が効果的です。

・多くても1日に5分以内を2~3回にしましょう。

3、骨盤枕に使うものは?

3-1、100円ショップの発砲スチロールの棒とバスタオル

 芯になるものに巻いて固定するだけなので、自分の好きな高さに固定でき、コストが安く抑えられます。
 おすすめです。

 【作り方】
 100円ショップで発泡スチロールの長い棒、またはU字型のを1本購入します。

 

 カッターで真ん中で2つに切ります。
 切ったポールにバスタオルやひざかけ、要らない衣類などを巻きつけます。
 

 ゴムやひもでしばって固定します。
 

3-2、バスタオル・ひざかけ・要らない衣類など

 丸めて固定するだけなので、自分の好きな高さに固定でき、コストが安く抑えられます。
 丸める際にしっかりと芯を作らないと、フニャフニャしてしまうのがデメリットです。

 【作り方】
 バスタオルやひざかけ、要らない衣類などを丸めて、ゴムやひもでしばって固定します。


3-3、エアーストレッチポール

 空気を入れて膨らませるタイプです。接触部分はイマイチですが、
 持ち運びが容易で、空気の入れる量で高さを調整できます。

 

3-4、ストレッチポール

 クッションの内部の素材がよく、耐久性もよいです。
 高価であるのと自分の好きな高さに調整できないのがデメリットです。
 

 

 

4、寝ながらヒップアップのやり方

4-1、丸めたバスタオルを用意します



4-2、バスタオルを恥骨(お尻の一番高い所の下あたり)に横向きに置き、うつ伏せになります。

4-3、脚を曲げて、ふくらはぎがももの裏につくようにして、そのままキープ
    息は止めないようにしましょう。
    枕の高さは、最初は低く、痛くない高さにしましょう。高くても10cmを目安にして下さい。

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4-4、可能であれば、曲げた状態で膝を浮かせてみてください

4-5、可能であれば、片足ずつ曲げた脚を伸ばして、上げてみてください。
    左右同じ高さになるように。

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※物足りない方は、仰向けになって、こちらに挑戦してみて下さい。

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5、続けるコツは習慣化すること

 簡単に誰でもできるので、辛いから続かないということはないのですが、習慣化するためには、習慣化していることと組み合わせる、また~しながら行うなどと、忘れずに面倒なく行う環境をつくることが大切です。
 頑張る人ほど、~しなければならない、と大きく生活に取り込もうとしてしまいがちです。ですから、同じ行為でも生活に小さく自然に取り入れる、お風呂を入った後に行う、スマホ作業をしながら行う、スキンケアしながら行うなど、1日に必ず行うこととセットにしましょう。すると、それが当たり前になって、なぜか続いている、に変わります。

まとめ

 1日5分、運動が苦手な方でも骨盤の歪みを改善し、ヒップアップすることができます。家にあるバスタオルなどでお金をかけずに始め、生活に小さく自然に取り入れ、習慣化すれば、長く苦なく続けることができます。