生理周期を味方にしてダイエットを成功させるコツ

女性の毎月の大切な行事、生理。実は生理周期により体調が変化します。生理前は食欲が増す、むくみやすいなどの経験がある方は多いのではないでしょうか。この生理周期による体の変化を理解すれば、ダイエットを効率よく行うことができます。今回は生理周期の体の状態と、過ごし方をお伝えします。

1、生理前
1-1 生理前の体の状態
プロゲステロンという黄体ホルモンの分泌が増えて、卵胞ホルモンが減ります。
心身不安定になりやすく、イライラすることも多くなります。また、溜め込もう、休ませようとするので、食欲が増したり、むくんだり、便秘がちになり、肌荒れも起こります。
1-2 生理前の過ごし方
排泄を促したり、血液循環を良くすることが大切です。ハードに汗をかくよりも、軽く汗をかく運動などで、少しずつこまめにをこころがけて過ごしましょう。
痩身目的のサロンよりは、血液循環をよくするマッサージを受けたりなど、ゆったりとしたリラクゼーションマッサージが適しています。
ため込もうとして、代謝が低下している状態ですので、ご飯を主食にした和食がおすすめです。また水分の排出をよくするため、ヌルヌル、ネバネバ食品をとりましょう。
2、生理中
2-2 生理中の体の状態
月経血が排出され、体が緩んでいる状態です。下痢になりがちで、月経に体が力を注いでいるため眠気やだるさを感じやすくなります。寒気を感じたり、肌も敏感になります。
2-2 生理中の過ごし方
月経血をスムーズの排出するためにも、体を冷やさないようにして、体を伸ばしたり、気持ちがいいことをして、のんびり過ごしましょう。
甘いものを少し摂るなど心も緩めてあげましょう。ですが、食べ過ぎないように、バランスよく食事をしましょう。
3、生理後
3-1 生理後の体の状態
エストロゲンという卵胞ホルモンの分泌が増える時期です。
体は軽く、頭もスッキリ元気もあり、代謝も活発で、肌の状態も安定しています。
3-2 生理中の過ごし方
ハードに汗をかく運動で相乗効果になります。痩身目的のサロンに行っても一番効果が現れやすい時です。体のリズムを整えるのにもピッタリの時期です。
食事はたんぱく質メインでご飯や糖質は控え目にしましょう。
まとめ
生理周期による体調は変化します。生理前はため込もうとするため、ため込まないように排出を促し、生理中は体を冷やさないように、ため込んだものを排出、そして生理後、代謝が活発になった時に、ハードな運動に切り替えるなど、体調に適したダイエットをすると、効率よく成功への近道となります。