早食いを治して食べ過ぎを防止する6つの食事ステップ

 いつも一番最初に食べ終わっている。噛む回数を多くしようと頑張ってみたけど、いつも最初だけでいつの間にか完食していた。お腹が空いていたわけではないけれど、終わってみれば結構食べ過ぎてしまった自分がいた。
 早食いになると、お腹いっぱいの信号を送る満腹中枢が働かず、食べ過ぎに繋がります。当然そんな日々が続けば、ボディラインも崩れていきます。
 満腹中枢が働けば、お腹いっぱいと認識し食べ過ぎを防ぐこともできます。そのために早食いを治す必要があります。今回はその早食いを治す食事の仕方を6つのステップでお伝えします。是非参考にして下さい。

 

1、お箸を使う

1-1 スプーンやフォークで食べるものをお箸に変える

 スプーンやフォークはお箸で口に入れるよりも量が多くなります。すると食事の時間が早くなり、お腹いっぱいの信号が送られる前に、胃に詰め込まれ食べ過ぎてしまいます。
 お箸に変えれば、少しずつ食べて、食事にゆっくり時間をかけることができます。


1-2 手で食べるものをお箸に変える

 手でたべるもの、例えばお菓子などもお箸に変えて食べましょう。大きな口でパクリと食べていたものもお箸に変えることで、少しずつ口に運ぶことができます。


2、大きなスプーンをやめて、小さなスプーンを使う


 大きなスプーンで食べていたものを小さなスプーンに変えましょう。口へ運ぶ量を少なくすることができます。


3、利き手と逆の手でお箸を使う

不慣れな利き手と逆の手を使うことにより、口に運ぶまでの時間を長くすることができます

4、お箸でつかむ量を少なくする


一回一回お箸でつかむ量を小さな口の一口サイズにして、口に運ぶ量を少なくしましょう。

5、目を閉じて食べる

 
 目を閉じると視覚が遮られます。すると、味覚、聴覚、嗅覚に集中します。その中でも、味覚の働きが活発なりますので、味を感じようとするために、自然と噛むという動作に集中することができます。
 よく噛んで胃に運ばれれば、食事の時間が長くなり、お腹いっぱいだからもう要らないよと満腹中枢が満腹を感じ、食べ過ぎを防くことができます。

 

6、お箸から口に物を入れたら、一旦お箸をテーブルに置く

 
 お箸から口に食べ物を入れたら、そのままお箸を持ったまま噛むのではなく、一度お箸をテーブルに置きましょう。
 そうすることで、噛むという行為に集中することができ、噛んでいる途中で口に物が運ばれることもなくなります。

まとめ

 このステップで食事をすると、口に物を詰め込み過ぎず、よく噛むことができ、自然と食事の時間が長くなります。今までのような早食いが治れば、満腹中枢が満腹を感じる前に胃に大量に物が運ばれることもなくなります。
 つまりお腹いっぱいの信号が送られてくる時には、必要以上に食べ過ぎていた、ということもなくなります。