体温が低い/自宅でできる6つの改善法

 体温が1度下がると免疫力が30%ダウンし、病気にかかりやすくなり、基礎代謝=何もしなくても消費するエネルギーは、約12%下がり、痩せにくく太りやすくなります。そこで体温を上げることが必要になります。
 今回は自宅でできる6つの改善法をお伝えします。

1、体を温める食品を積極的にとる。

〔体を温めるもの〕


・生姜・ネギ・ニンニク・カボチャ・しそ・ニラ・かぶ・菜の花・ラッキョウ・玉ねぎ・にんじん、ピーマン
・レンコン・山芋・栗・ライチ、サクランボ・クルミ・桃・鶏肉・海老・鮭・かつお・イワシ・サンマ・マグロ
・唐辛子・こしょう・焼酎・日本酒・紅茶・天然塩・梅干し・味噌・赤ワイン・醤油・黒豆・小豆・黒ゴマ
・もち米・羊肉・鶏肉・鶏卵・チーズなど

 

2、シャワーだけではなく湯船につかる。

 
 湯船につかる時は、39~40度のぬるめのお湯で最低15分入りましょう。全身浴、半身浴の順で入ると効果的です。
 湯船につかるのが難しければ、45度スタートの足湯に入りましょう。

 

3、下半身の筋肉をつけるために運動する

 
 筋肉は体の中で最も多くの熱を生み出しています。ですから筋肉量が増えると、体温も上がります。
 そして、基礎代謝量=何もしなくても消費するエネルギーも上がり、痩せやすくなります。
 中でも人間の体温の4割は下半身の筋肉でつくられので、下半身の筋肉をつけると効率的です。

 

4、血行不良になるほどの締め付ける衣類(特に下着)を避ける

 
 サイズの合わない衣類は血行不良を起こし、体温低下に繋がります。
 特にサイズの合わない下着、体の肉が食い込んでいる、はみ出している、股関節の締め付けが強いものではないか、気を付けて身につけましょう。

 

5、体を暖める肌着を着る

 
 流行りのものに目をとらわれず、ご自身の生活に合う体を暖める肌着を選んで下さい。

 

6、副交感神経を優位にする

 
 緊張したり、心が疲れたり、ストレスを感じると交感神経が優位になり、血管が収縮して末端の血流の量が減ります。
 ですから、リラックスした時間を作り、副交感神経を優位にし、血管を拡張して末端まで血流が行き届くようにしましょう。

 

まとめ

 免疫力と代謝をアップさせるために、体温を上げることが必要です。色の黒っぽい食材、濃い食材、暖色(赤・黒・黄・橙色)の食材、寒い地方で産出された食べ物・北の方で獲れる食べ物を積極的に摂りましょう。
また湯船につかるようにして、運動をして筋肉をつけるようにします。
 体を締め付ける服装を避け、体を暖める肌着を着ることが大切です。そして、リラックス時間を作って、血流を良くしてあげましょう。