よく噛むだけのダイエットで成功するための5つの方法

 よく噛んで時間をかけて食べるとお腹いっぱいだよ、という満腹中枢が刺激され、満腹感を感じ、食べ過ぎ、早食いをダイエットに繋がります。
 さて、その噛むという行為ですが、黙々と噛むのも辛い、続かないという方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、噛むのが苦にならなく、自然と続けられる5つの方法をお伝えします。

1、量より質にこだわって食べ物を選んで食べる

 産地や食材などの質にこだわった商品は、こだわりのない商品と何かしら違いがあります。その違いは何なのか、同じ食べ物でも質の違うものの食べ比べをしてみましょう。何が違うか確かめるため、ゆっくり噛むようになります。
 例えば、普通のものとプレミアのもの、普通のものと濃厚さが増したもの等々。

2、希少価値の食べ物を選んで食べる

 〇〇でしか売っていないご当地もの期間限定ものなど希少価値のある商品を食べるとき、もう味わえないかもしれないと思って食べるはずです。すると、ゆっくり大事に味わって食べようと、よく噛むようになります。
 例えば、旅先でしか売っていないもの、季節もので来年まで食べられないもの、〇年に一回しか獲れないものなどです。

3、普段買わないような高価な食べ物を選んで食べる

 普段買わないような高価な食べ物を自分で買うと、その価値を見出そうとします。パッケージや盛り付けは見た目でわかりますが、味はわかりません。その味は自分が支払った額に見合うか、確かめようとして食べます。そのために、ゆっくり噛むようになります。
 例えば普段は1個1000円のメロンを食べているのであれば、極端ですが、1個1万円のメロンを食べてみることです。

4、自分がグルメライターやグルメリポーターになったつもりで食べる

 グルメライターやグルメリポーターは、見た目、匂い、触感、味などあらゆる角度から題材の食べ物を解説しなければなりません。そのため一つの食べ物に神経を集中します。他の考え事をせずに食べ物、食べることに集中するため、いつも以上によく噛むようになります。
 例えば、旅館の食事でメニューの説明をされてから食べる、コース料理で説明を受けてから食べる、メニューの細かい説明を見て食べると、いつもより満腹感を感じるのは、よく噛んで説明を確かめようと時間をかけて食べるからという同じ理屈なのです。



5、どんな食材を使ったかクイズ形式で食べる

 自炊しない場合、複数人で食事をする場合に、どんな食材を使ったかクイズにして食事をしましょう。どんな食材や調味料が入っているか答えるため、食べることに集中せざるを得ません。それにより時間をかけ、よく噛もうという行為に繋がります。
 選択肢の中から選ぶ簡単なものから、フリーで答える難しいものまで、楽しい食事のひと時となるように工夫してみて下さい。

まとめ

 出てきたものを何も考えずに食べていると、時間をかけることなく、よく噛まずに食べてしまいます。ですから、味を確かめようとする、味を忘れないようにする、食べることに集中しなければいけないという、よく噛まなければいけない状況して食べることが大切です。そうすれば、自然と噛む回数も多くなり、ダイエットの効果もあがるようになります。