便秘じゃないのにお腹が張る! お腹のガスの原因と解消法

 便は出ているのにお腹が張る、体重は変わらないのにパンツがきつい、どうもお腹がすっきりしない。そのお腹の張りの正体はガスです。ガスは決して重くはないですが、体積は大きいため、ぽっこりお腹が目立ってしまいます。 今回は、お腹の張りの原因となっている、お腹のガスとは一体何なのか、何が原因なのか、そして、どうしたら解消できるのかをお伝えします。

1、お腹のガスの種類

 お腹の張りの要因の一つであるガスは、腸管ガスと言います。口から入る空気 、腸内で発生するガス の2つに分けられます。通常、約コップ1杯、約200mlのガスがお腹に含まれています。この腸内に入ったり、内で作られるガスが過剰な場合、そして排出するガスがスムーズにいかない場合、お腹のガスが200mlを超え、お腹の張りを感じるようになります。

 

2、お腹のガスの原因
2-1 お腹のガスがスムーズに排出されない

 お腹のガスの排出方法は、呼吸・ゲップ・おならです。
メインは呼吸です。血液から肺を通して 呼吸で体外へ出ていきます。ゲップ ・おならはお腹のガスの中でも、わずか10%位です。

 

 この排出がスムーズにいかないと、ガスが溜まったままになります。その原因とは、血液循環が悪いからに他なりません。血液循環が悪くなるのは、姿勢が悪い、冷え、ストレス、運動不足、お腹を締め付ける服装などです。
 また、おならを我慢することが多いと、ガスが溜まったままになります。ちなみに、おならの一日平均回数は約15回です。

2-2 口から入る空気が過剰

 口から入る空気が過剰になると、 一定の排出では追いつきません。そうなると、お腹のガスは溜まる一方です。口から入る空気が過剰になる原因は、早食いで食事をしたり、食事中に会話を多くしたり、ストレスで自律神経が乱れると、空気をたくさん飲み込んでしまいます。

2-3 腸内で発生するガスが過剰

 便秘で腸内に老廃物が溜まっている、食物繊維を摂りすぎている、糖質やでんぷん質の食べ物、炭酸飲料を摂りすぎると、ガスも過剰になります。また、肉類などの動物性のたんぱく質を摂りすぎて、悪玉菌の餌になっているのも原因です。 

 

3、お腹のガスの解消法

3-1 お腹のガスをスムーズに排出する

 お腹のガスをスムーズに排出するためにも、お腹を冷やさないことです。寒い季節はもちろん、夏のエアコンにも注意が必要です。お腹を出した服装などを避けるようにしましょう。その際、締め付けて血行を悪くする服装にならないように注意することも大切です。
 また、冷たい物の摂り過ぎは、体の中から冷やしてしまいます。可能なら常温、温かいものが好ましいですが、無理でしたら、キンキンに冷えたものより少し冷えたものにする、氷を少なくする、冷たい物の後に温かいものを摂るなど、少しずつできることから始めてみて下さい。炭酸飲料を摂りすぎると、ゲップで出ていくことができなくなりますので、摂り過ぎに注意しましょう。
 そして、血行を良くすることを実行しましょう。座ったままの姿勢では、腸を圧迫し続けますので、伸びをしたり、歩いたりしましょう。運動不足の方は、腸の動きも悪くなりますので、お腹のマッサージをしたり、積極的に体を動かすことが必要です。
 忙しく動いている方でも、ストレスを溜めると、ガスが溜まりますので、リラックスした時間や空間をつくり、自律神経を整えることも大切です。
 

3-2 口から入る空気を過剰にしないようにする

 早食いで空気をたくさん口に入れるのではなく、ゆっくり、よく噛んで唾液を入れるようにします。また、口に物を入れたまま、話すのではなく、一口ずつ、よく噛んで会話をするようにしましょう。
 また、ストレスで自律神経が乱れると、空気をたくさん飲み込んでしまいますので、リラックスした時間をつくるようにしましょう。

3-3 腸内で発生するガスを過剰にしないようにする

 肉類、ファーストフード、甘いもの、化学調味料、食品添加物、炭酸飲料を控えめにして、善玉菌を増やす発酵食品を摂るようにしましょう。

 [発酵食品]  ヨーグルト、チーズ、ピクルス、キムチ、漬物、納豆、ぬか漬け、米酢など

 食物繊維も多く摂りすぎると、処理しきれないほどのガスになるので、2種類の食物繊維をバランスよく摂ることが大切です。
 食物繊維についてはこちらも参考にして下さい
 http://ashideiyashi-buresu.com/dietary-fiber-stomach-condition-diet/

 水溶性食物繊維:不溶性食物繊維=1:2が理想的です。

 [水溶性食物繊維]  ・寒天・ひじき・めかぶ・わかめ・もずく・昆布・キウイ・バナナ・りんご・レモン・かき・もも・いちご・
  ゴボウ・アボカド・オクラ・モロヘイヤ・しゅんぎくなど

 [不溶性食物繊維]   菜の花・たけのこ・トウモロコシ・アボカド・春菊・カボチャ・モロヘイヤ・枝豆・ほうれん草・
  いんげん豆・ひよこ豆・えんどう豆・大豆・マッシュポテト・しらたき・さつまいも・こんにゃく・
  干しきくらげ・エノキ茸・干ししいたけ・しめじ・なめこなど

 

まとめ

 お腹のガスの排出がスムーズのされない、過剰に入ってくる、腸内で過剰に発生するとお腹のガスが溜まります。腸内の冷えや、運動不足、ストレス、早食い、ガスを発生させる食べ物の摂り過ぎが原因です。そのため、食事やゆっくり噛んで、お腹を冷やさないようにします。そして、血液循環をよくし、ストレスを溜めないようにする、炭酸飲料の摂り過ぎ、食物繊維の摂り方、糖質やでんぷん質、動物性のたんぱく質を摂りすぎに気を付け、お腹のガスをため込まないようにしましょう。