無添加なんて気にしたことない方

こんにちは
ボディメイキングデザイナーの高瀬みちです
本日は
全く無添加なんて気にしたことない方
皮膚につけるもの、特に基礎化粧品についてです
こんな方です
○使い心地が一番
○パッケージが良ければいい
○凄いのが入ってると書かれてた方がいい
等々

あなたの選ぶ基準があるかと思います。
だから、放っておいてくれ!
と思う方もいらっしゃるでしょう
ですが、知って損は無いことですので
読んでから、ご判断頂けるだけでも嬉しいです。

では始めますね
まず
食べ物や飲み物・口から化学物質を取り込む〔経口吸収:けいこうきゅうしゅう〕は、
気にされる方が多いように、吸収量は高いです。

そして実は、皮膚から化学物質を取り込む〔経皮吸収:けいひきゅうしゅう〕は
口から取り込むよりも吸収量は低いです。

この化学物質ですが、合成化学物質は体に良くありません。
(汚れがよく落ちるなど、極端な効果ほど体には良くない可能性があります)

口から入るものだから…と気にされる方が多いのも、
何となくでも知ってるからだと思います。

では
化粧品に限らず、皮膚から入るもの、例えば、シャンプー、リンス、ボディソープ、
洗剤等々は口から吸収されるのが低いから気にしなくてよいか

あまり気にしなくても良さそうですよね

ですが、一回の吸収量は低くても頻度が多くなれば、どうでしょう
特に私が基礎化粧品を気にするのは、
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大抵は朝と晩、しかも洗う作業の後
浸透させるという皮膚に入れ込む行為だからです
しかも体とは違い、お化粧を落とすという、少し時間のかかる=皮膚に付着する時間が長い、
という行為です

人によってはカラーリングや整髪料を付けて、シャンプーで落としたり、
トリートメント剤を付けるのも同じですね

それから
口から吸収するのと違い、皮膚から吸収するというのは厄介なことがあります。

口から吸収された有害な化学物質は肝臓による解毒作用や腸内のクリーニング作用があります

皮膚から吸収された有害な化学物質は?
●消化器官を通らないため、体内にとどまりやすい

消化器官を通らず
皮膚の内部に入り、皮下脂肪にたまる、血液やリンパ液の流れに乗ったり。
細胞から細胞へと徐々ににじんだり。
代謝機能を通して、尿、汗、便などと一緒に徐々に
体外へ排泄されます

とにかく複雑、そして時間がかかるんです

また美容の敵
合成化学物質は脂肪組織にたまりやすいんです

もう一つ
ほとんどが脂肪でできているところがあります
〔脳〕です
たくさんの栄養と酸素が必要で、血液の行き来も盛んです
ハイ
そこに血液に毒性の合成化学物質が入っていたら
⇒脂肪組織にたまりやすいんだった
〔アルツハイマー病やパーキンソン病、キレやすいなど影響が疑われています〕

経皮毒の蓄積は婦人病も疑われています。(次回の話に関係してきます)
⇒出産した母親の羊水、胎盤、さい帯血から有害物質が検出もされています

ですが、吸収量はもちろん、蓄積の状態、排出量は個人差があります。

だから、曖昧なまま売られているのが現実です。

さあ、このことをどう捉えるか、難しいですよね

気にしすぎると、何も使えなくなる、気にして商品を買おうにも価格が高くて…

私も実際、何から何まで完璧に完全無添加は実際できません
だから優先順位をつけています
・頻度が高い皮膚からの吸収から避けていく
・皮膚に付着する時間が長いものから避けていく

それから、これは次回お話しますが
皮膚からの吸収でも吸収率が高い部位と低い部位があります
だから
・皮膚からの吸収率が高い部位から避けていく

優先順位を具体的に言うと、私の場合、完全無添加にこだわっているのは
基礎化粧品、入浴剤です
もちろん、施術でお客様に使う商材は、完全無添加です。

また、お子さんがいらっしゃる方は
お子さんは大人より蓄積時間が長くなるので気を付けたいですね。
それから、出産を考えている方も。

すぐに体に影響がないから、わからないから怖いんです
あなたの体に何かあった時、どうにかしてくれ、と言っても
誰も変わることができません。誰かを責めても元に戻らなかったら
結局は自分の責任です
絶対にダメだとわかっていなくても、絶対に安全だとわからない以上
出来る限り、自分のできる範囲内でしかないとしても
なるべく、少しでも避けていきたい、と私は思います
それと同時に
体の中の老廃物をなるべく多く排出できるような体にしていくことも…

次回は
皮膚からの吸収でも吸収率が高い部位と低い部位をお伝えします